創業からずっと品質を追求してきました。


商売のはじまり

福島鰹の歴史は大正11(1922)年から始まります。

創業者の福島明一郎は愛媛県、中島で生まれ育ちました。妻の久代とともに京 都に向かったのは、大正10年頃のことです。 それまでは親の反対を押し切って韓国の地を渡り、西瓜や真桑瓜の栽培を始めて いたのですが、洪水に襲われて畑は流されてしまいます。わずか二年目の出 来事のことです。

   福島明一郎は京都にいる幼なじみを頼り、ひとまず京都市中京区堺町通の小さな借家に落ち着きましたが、翌年転居の際、福島京都店の看板を掲げます。これが、福島鰹の前身、福島明一郎商店の開業でした。

 大正12年春には明一郎の実弟龍助(前会長)が上京してきました。明一郎より七つ下で、当時19歳。店を手伝わせるために郷里から呼び寄せたのです。兄弟は力を合わせて削り節を中心に、京都での商売を伸ばしていきました。


福島明一郎
弟・龍助